ホエールウォッチング体験レポート

　くじらに会おう.jp をご覧の皆様、はじめまして！編集スタッフの玉城です。ホエールウォッチング未体験の私に、周りから「行って来い」と指令が下り、突撃取材を敢行してまいりました！

　いざ、参加！となると、何を準備したらよいのか分からないものです。そんな時は「はじめてのホエールウォッチング」ですね！えーっと、双眼鏡、雨具、サングラス…etc.。私はビデオ撮影するので双眼鏡は使わない…と。雨具、サングラスは取材人がゴツイと皆さんに敬遠されそうなので止めとく…と。防水バッグ、えーい濡れてもいいや…。もういい、行き当たりばったりじゃい！！というわけで、取材突入です。（取材準備はしました…よ、一応）

　現地、駐車場300円でした。入場で「（ショップの）スタッフ？」と聞かれました。いえ、ホエールウォッチングにきました。「沖縄の人はあまり来ないからねー」と管理のおっちゃん。なるへそ。。

　駐車場すぐの建物でスタッフの方が受付をしていました。本日、取材させていただきます！お世話になります！とご挨拶。周りは受付を済ませ、期待ワクワクで待機されている皆さんでいっぱい。平日も、こんなに大勢の方がいらっしゃってるんだなーと驚きです。

　取材初めは、女性2名様。東京からのお越しです。
Q:沖縄に来て良かった事はなんですか？
A:「あったかいです！」「海がきれい！」
Q:何処かいきましたか？
A:「いってない(^▼^;これからです」
ありゃ、すみません、言わせてしまいましたね。これからが楽しみですね。
Q:ホエールウォッチングは初めてですか？
A:「はい」
Q:ホエールウォッチングへの意気込みを
A:「絶対見るぞ～～！」
有難うございました！

　お次は女性6名様。横浜からのお越しです。
Q:沖縄に来て良かった事はなんですか？
A:「全部良かったです」「首里城行きました」「満喫してま～す」
Q:ホエールウォッチングは初めてですか？
A:「そーです」「ちがいます」「えっ？！」
彼女達の中でも驚きの声（笑）
Q:どちらで？
A:「ハワイで」
おぉ～！凄い（羨ましい）ですね～(>▼<)/
Q:ホエールウォッチングへの意気込みを
A:「くじらに向かって飛び込みます！」「えー飛び込まないよー（笑）」「くじらのジャンプがみたいです」
ジャンプいいですねー、私達も見たいです。

　インタビューを行った皆さんには、スタッフが用意した「くじらクイズ」にも挑戦していただきました。期待どおり驚いて頂けたのは「イルカはクジラである」こと。これ、はじめて聞くと え～～？！って思いますよね。

　スタッフの案内で乗船です。救命ジャケットが配られます。ワタクシ、サイズが合わず、ヒモ絞められませんデシタ…。

　船は結構大きめです。今回乗せていただいたNEWSさんの船は、カタマラン船（双胴船）といって、船底（船の底）が2つある通常より揺れに強い船との事でした。くじら博士が注意事項・案内もジョークを交え説明してくださるので、楽しく聞けます。

　説明が終わると、ぐんぐんスピードを上げて沖へ向かいます。横揺れは少ないですが、波に乗って縦揺れが激しくなってきます。船内は キャー！キャー！ と黄色い声が。ある種、ジェットコースター状態。これだけでもう半分元を取っているんじゃないかって賑やかさでした。（後に一部のお客様は地獄をみますが）

　そんな揺れの中、船尾に立つカッコイイスタッフさん。ちょっと足を滑らせるとドボン！なのに凄いなぁ！！

　出航から30分程経過したところで、「いた！」とお客様のほうから声が。最初のポイントについたようです。船を停止させ、スタッフの案内で皆さん船首と2階に移動します。選択は自由です。

　初めは100m程のところで、ブロー（潮吹き）が何度か見えました。もっと姿を見せてー！と心踊るのですが、船をゆっくり近づける頃には、尾っぽを見せダイブ（潜水）してしまうので、なかなかはっきりと姿を見ることができません。とくに私の場合、撮影任務を背負っているので、発見したらカメラを向ける！で…なかなか…（泣）そうこうしているうちに船は次のポイントへの移動することになりました。

　次のポイントは子クジラが主役でした。ブローはちっちゃくて、迫力はまぁまぁでしたが、ペックスラップ（胸びれ叩き）が多くみられました。じゃれて遊んでるみたいでカワイイ！！。お母さんクジラと一緒に泳ぐ姿や、エスコートといって護衛役、同伴役のオスくじらが並ぶ姿が見られたり、このポイントはとても盛り上がりました。

　見所は、これだけではありませんでした。近くにいた船が先に帰路についた後、至近距離に突然数頭のクジラ達が現れブロー！！大きな背中を幾度も見せ、お顔まで拝見できちゃいました！！皆の視線はクギヅケ。初ホエールウォッチングでこの体験は超ラッキー！

　初めてのホエールウォッチングは、貴重な体験いっぱいでした。この冬、子育てのシーズンを終えたら くじら達は北極の海へ旅立って行くのですね。また来年も元気に帰って来いよ～。

　さて、編集後記です。船の揺れって身体に残るんでしょうか…。下船から2時間を経過して、このレポート書いてる最中、揺れの感覚が蘇り、ちょっと気持ち悪くなりました。(^▼^;

～みなさんへのアドバイス～

• 3割は船酔いしてました。酔い止めの薬を飲みましょう。
• 二日酔いで参加する方もいるそうですが、体長は万全に。
• カメラ撮影に熱中すると、見た気がしません。記録より記憶。
• 2月なのに日焼けしました。日焼けが嫌な人は対策を。
• 親しい仲間とキャーキャー騒ぎましょう(^▼^)/

【取材協力：トータルマリンスポット NEWS】